Mac にも「紙芝居クリエーター」を!

紙芝居クリエーター」というのは、紙芝居動画、つまりよくギャルゲーなどでよく見かける、画面下部にセリフ枠があって、止め絵を次々に表示しながら文章を読ませる形式の動画を作成するアプリのことです。ニコニコでは、アイドルマスターの紙芝居動画のためのジャンルが確立しています。NovelsM@ster とか、im@s架空戦記シリーズとか。ストップモーションほど手がかからないし、比較的気軽に作り始めることができるので、案外、動画作成の入門に向いてるかも知れません。

で、まあ、この紙芝居動画を作成するアプリですが、Mac 用にもあるんですけど……。「絵解き帳」という二鏡Pが作られたアプリです。ただ、最後に更新されたのが、2012年1月ということで、丸三年更新されてなくて、素の Yosemite ではシーンの追加ができなくなってしまっているのです。OS の仕様変更が原因です。

最初は、これを手直しして、Yosemite でも動くようにして……と考えていたんですが、ビルド時に何十も警告が出て、それをいちいち調べながら修正していく手間と、不満点——同一のターゲットにエフェクトを多重にかけられない。そのせいでプラグインの作成がすごい手間——を鑑みて、自分で作ることにしました。

前から、Mac 用のアプリを作るつもりだったんですが、そのうち、そのうち、とずるずる引き延ばしてきていて、良い機会でもあるわけです。錆び付いてしまっているプログラミングの勘を取り戻すためにも頃合いの規模だと思いますし。Core Image とか、AV Foundation とか、名前だけ知ってて、何をどうするのかわかんない機能もちゃんと調べて実装できるくらいにはなりたいと思ってます。SpriteKit とかも使ってみたいし。OS X/iOS も次々に機能を追加しつつ、古い機能を削除して行ってるので、ついていくのは中々大変そうですが、それこそが、こういう仕事の面白みでもあるので、頑張ってみようかなぁと。

取りあえず、新年度までには形にしたいと思ってます。作りたい動画が止まってるので、それを作って気が済んだら、一般公開もするかも知れません。それはその時の気分次第で。:D

しかし、Mac アプリを作ると決めたはいいものの、Apple が公開している資料くらいしかまともな資料がないというのはいかがなものか。iOS 向けの入門書はやたらと出てますが、ちょっと凝ったことをしようとすると、参考資料が絶無に等しい。

絵解き帳」は、プラグインを Quartz Composer で作るようになっていて、私も初めて詳しく調べてみたんですが、滅茶苦茶面白いです。すごい簡単にグラフィカルなエフェクトが作れてしまう。ところがこれもほとんど資料がない。あってもバージョンが古すぎてほとんど役に立たないときます。VJ なんかではバリバリ使われてるらしいので、現役のツールなんですが、一般には馴染みがないんですかねー。Mac 持ってる人はぜひぜひ試して欲しい。本当に面白いくらい簡単に色んな事ができますから。Yosemite ではなぜか頻繁に落ちますが。

ところで、OpenGL なんかも避けて通れないみたいなんですけど、なんか良い入門書とかないですかね。床井研究室とか何度も読み返したりしてるんですが、シェーダープログラミングがいまいちよくわかりません。3D CG の基礎がないからかな。

ちょっとした KVM サポートツール

そろそろよかろうと思って、サーバーを jessie に上げたら、Xen が起動しない。ホスティングサーバーの変更もあったので、思い切って仮想化基盤を KVM に変更……というか、回帰しました。

ところが、xen-tools のようなお手軽ツールがありません。いや、あることはあるのですが、古いバージョンにしか対応してなくて、しかも最近全くメンテされてない状態。

一応、昔気に入ってて、日本語翻訳までした Proxmox VE も見てみたのですが、えらく進化してしまって、機能てんこ盛りで、こんなんイラネ。VNC もセキュリティに気を遣うのはわかるんですが、ごく一部のクライアントしか対応してないプロトコルしか外に出さない=使いにくい Java クライアントとか、HTML 5 版のやっぱり使いにくいクライアントしか想定にないみたいで、愛想が尽きた。

まあ、イメージは素の状態から CD イメージとか、debootstrap とか使って作るので、VM の作成や削除の機能はいらないや。となると、VM の起動/停止が簡単にできればそれでいいんだけど……ないですね。そんなツール。

ということで、vmmaestro という名前だけは大層なシェルスクリプトをでっち上げました。GitHub にて絶賛公開中。一応、vhost-net とか、x-data-plane とかにも対応してます。

Debian で Xen 4.1 を

パッケージで入れられてしめしめとか思ってたら、何か依存関係でも壊したのか、起動しないゲストがあったでござる。ということで、バニラな方法で入れ直す。元ネタは昨日と同じでこちら → Xen 4.1 from source with Debian Squeeze 2.6.32-5-xen-amd64 dom0 (test)

Xen.org からソースを取ってきます。現時点での最新版は、4.1.2。


wget http://bits.xensource.com/oss-xen/release/4.1.2/xen-4.1.2.tar.gz

ビルドに必要なパッケージをインストールします。/etc/apt/source.list に以下の行を追加して、


deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ sid main

以下を実行。


apt-get build-dep xen
apt-get build-dep xen-utils-common

build-dep で入らないパッケージを追加で入れます。


apt-get install libx11-dev libssl-dev python2.6-dev

で、おもむろにビルド


make xen
make tools
make stubdom

エラーがなければインストール。


make install-xen
make install-tools PYTHON_PREFIX_ARG=
make install-stubdom

Domain 0 に必要なサービスデーモンの起動設定を忘れずに。


update-rc.d xencommons defaults
update-rc.d xendomains defaults

4.0 までと互換性のある、xm ツールセットを使う場合は、xend も起動するようにしておきます。


update-rc.d xend defaults

ひとまず以上で、Xen が起動するはずです。再起動して確認しましょう。


xl list

次のように、Domain-0 がリストされない場合、たいていは GRUB の設定ミスです。

ゲストの作成、管理は色々な方法がありますが、素で Xen を使う場合、xen-tools でゲストを作るようにしておくと、余計なデーモンが常駐したりしないので、その分管理が簡単になります。ですが、パッケージの xen-tools は当然のことながら、xen のパッケージに依存していますのでこの場合は入れられません。従って、これもソースから入れることになります。

まず、xen-tools の実行に必要なパッケージをさくさく入れます。

次にソースを取得します。パッケージよりちょっとだけリビジョンが上がっています。


wget http://xen-tools.org/software/xen-tools/xen-tools-4.2.1.tar.gz

ソースを展開して、インストールすればおしまいです。意外に簡単。


make install

また、xen-tools では RedHat なディストリビューションを入れるのに、Rinse を使うので、CentOS とかゲストに入れたいと考える人は、入れなくてはなりません。まずは、Rinse の実行に必要なパッケージを入れます。


apt-get install rpm rpm-common rpm2cpio

次にソースを取得します。パッケージより大幅にリビジョンが上がっています。


wget http://www.steve.org.uk/Software/rinse/rinse-1.9.1.tar.gz

ソースを展開して、インストールすればおしまいです。これも簡単。


make install

Debian Squeeze に Xen 4.1 を入れる

XenServer 6.0 の基盤になってたり、他のディストリがこぞって採用してるのが、Xen 4.1 なのですが、時期の関係で、Squeeze には、4.0 が収録されています。何か中途半端。sid にはパッケージがありますので、そっからソースを取ってきて(さすがにバイナリは持ってきても動かないので)、ビルドする方法を見つけましたので、備忘録がてら。

元ネタはこちら → Xen 4.1 from source with Debian Squeeze 2.6.32-5-xen-amd64 dom0 (test)

まずは、source.list に1行追加。


deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ sid main

squeeze や wheezy の行があれば、コメントアウトしておきます。

で、おもむろに、ビルド…する前に、パッケージをひとつ追加しておきます。ないとコンパイルがエラーになるので。


apt-get install ipxe-qemu

PXEブートに使うファームのQEMU用ROMイメージなんですが、なぜか Xen をインストールしても、build-dep しても入りません。

まずはビルド環境を整えます。


apt-get update
apt-get build-dep xen
apt-get build-dep xen-utils-common

Xen のソースと Debian パッチの取り寄せ、ビルドも apt-get で済むのが便利なところ。


cd /usr/src/
apt-get source xen -b
apt-get source xen-utils-common -b

エラーがなければパッケージができているので、dpkg でインストールすればおしまい。


dpkg -i *xen*deb

新年プレゼント企画?

順番があべこべになりましたが、新年明けましておめでとうございます。本年もどうかひとつよろしくお願いします。

シェアウェアの翻訳をしたり、βテストに参加したりする関係で作者さんからライセンスを頂いたものがありますので、新年ということもありまして、これをプレゼントいたします。高いソフトはないですよ?

Screens for iOS 1名様2名様 iPhone/iPad 向けの VNC クライアントです
b.l.t.さんに贈呈いたしました
Screens for Mac 2名様 VNC クライアントです。iOS 版と連携して Mac への接続を補助する機能があります
CmdVees 1名様2名様 メニューに常駐するクリップボード管理ソフトです
shuto_zeppelin さんに贈呈いたしました
Bellhop 1名様 世界中のホテルの宿泊プランを検索することができます

抽選するほど読者はおりませんので(笑)、例によって早い者勝ちとさせて頂きます。

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